<放送内容抜粋>
さて、今朝は県内の元気な会社をご紹介します。
独自に開発した新製品をこれから全国にどんどん売り込んでいこうというそんな勢いのある会社です。
面白いのはとにかく、どの会社もその新製品が独創的で、ユニークだという点なんですよねぇ。
そうなんですよねぇ。
今朝紹介する会社はどこも、会社の規模にとらわれず、アイデアと根気で勝負する会社です。
期待を持ってご覧いただきましょうか。
まずは、こんな変わった新製品を開発した建設会社からです。
(VTR)
その会社は三好郡の池田町白地にあります。
建設会社の「山全」です。
(リポート)
そう、これが新製品の「ピカコン」です。
一見、農機具のように見えるんですが先には硬いピアノ線が使われています。
(リポート)
この「ピカコン」は主に山の斜面などの擁壁工事の現場で活躍します。
でも実際にどんな風に使ってツルツルにするわけですか?
そこなんですよ。
今回実際に木枠にコンクリートを流し込んでもらって使い方を見せてもらうことにしました。
(リポート)
いや~ホント、これだけでいいんですか?
実際にどうなったのか 3日後、見に行ってきました。
今回、右半分だけ「ピカコン」を使ってもらったんですがご覧の通りです。
やっぱり全然違いますよねぇ!
「ピカコン」を使うと「気泡」のあとをおよそ90%も少なくすることができるそうです。
(リポート)
「見栄えがいいだけでなく、耐久性にも影響する」
その耐久性が評価されて、山の斜面工事だけでなく、防波堤や橋の橋脚、消波ブロックなどでもこの「ピカコン」が使われています。
波に対して強いわけですね。
そうです。表面のでこぼこに海水が入ってこないから耐久性がいい。
最近ちょっと変わったところでは東京の羽田空港のフェンスを補修する際に使われたそうです。
そして、この「ピカコン」を発明したのは先ほどから案内してくれているこの光滝さんです。
(インタビュー)
数年前から数々の試行錯誤を繰り返して今の「ピカコン」を完成させました。
(インタビュー)
今までありそうでなかった製品、それが「ピカコン」です。
新聞にも度々取り上げられ、注目度も上がっています。
しかし、光滝さんはもうすでにピカコンを改良した次の新製品を売り出そうと考えているそうです。
(スタジオ)
今朝はスタジオにもこの「ピカコン」持ってきました。
作った会社はあくまでも本業は建設会社なんですよね。
そうです。工事はしてもこんな製品を作って売るのは初めてだそうです。
そういう仕事をしているからこそ生まれた訳ですよねぇ。
でも今までありそうな気もするのですけど…。
現場では気泡ができるのは当たり前と諦めていたみたいなんですよね。
だから今この「ピカコン」が売れているんです。
すでに一万個…
なぜ気泡が抜けるかということなんですが…
補足しておきますと、もともとコンクリートの中の空気の泡は上へ上へいこうとしてるんですよね。
だからそこへ「ピカコン」を入れて引き上げると泡が上へ逃げようとしてピアノ線についてくるわけです。
実はこの泡の性質を研究するために古い車のフロントガラスにコンクリをぬって調べたそうです。
ちなみにこの「ピカコン」、「あわの国よりメッセージ」というのがキャッチフレーズです。
空気の泡と阿波をかけてるんですね…